認知症の方には優しい心で介護を

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介護は人の悲しみ苦しみ痛みに直接かかわってきます。

その方の気持ちを理解する努力も必要です。

そしてその方がいかに充実した人生を送っていただけるか、介護はここの所にかかわってくる重要な仕事です。

認知症とは

現在の日本は高齢化が進み認知症になる方が増えています。

「認知症」は正常な脳の働きが、後天的に何らかの病気によって低下した状態のことです。

いわば脳の病気です。

それの介護は、本人の欠点を見るのではなく、残された健康な心を見て常に相手の立場を思いやり、しかも対等な接し方が要求される仕事です。

精神的な厳しさもある仕事ではありますが、生きがいややりがいを感じる事ができます。

言葉も大事です。

何気ない一言が相手を傷つけてしまうこともありますし、ちょっとした一言で相手に勇気与える事もあります。

認知症の方の特徴

認知症の方の特徴を簡単に説明いたしましょう。

普通誰でも物忘れをすることはあります。

健康なお年寄りの正常な物忘れと、認知症の方の物忘れには違いがあります。

単なる老化の物忘れは、その言葉を言われると思い出せますが、認知症の方の物忘れはヒントを言っても思い出せないですね。

例えば財布の置き忘れは誰にでもある事ですが、正常な物忘れは財布をカバンから出して置いた事を覚えています。

でも何処に置いたか忘れる事があります。

こういう時はヒントを言うと思い出します。

例えば「カバンからお財布を出してどこに行ったの?」と行った先をたどってもらったりすると思い出すという事もあります。

認知症の方の物忘れはお財布をカバンから出したこと自体忘れてしまいます。

認知症になると様々な症状が出て介護者を悩ませます。

今まで出来た事が出来なくなったり、徘徊や妄想など思いがけない事も起こるようになります。

認知症の方への接し方

そのような事が起きると問題行動と思われますが、徘徊はあてもなく歩いているのではないです。

昔住んでいた家に帰ろうとしてわからなくなってしまって歩き回ってしまった、とかご本人には理由があります。

そういう行動を困ったもんだと思うんじゃなく、なぜそうするのかを考えて、あわてず冷静に対応すればケアの方法はきっと見つかります。

 

一般的な認知症の方への対応方法として

1.失敗を決して責めたり叱ったりしないでください。

例えば失禁をして一番困っているのはご本人です。

「私、どうしたんだろう」と困ったり悲しんだりしているのです。

 

2.何か説明するときは「あれ」「これ」とは言わず具体的に言いましょう。

物の名前などはっきり言ってください。

 

3.何か行動するときは2つの事を1度に言わない事。

「ごはん食べてから、散歩に行きましょう」ではなく「ご飯食べましょう」食事が終わってから「散歩に行きましょう」と言うようにします。

 

認知症の方に関わる時、本人が何かをしようとしている事や、心配している事をよく聞いてその心を汲み取ってください。

そして納得が得られるように温かい対応をする事が大切です。

それには介護者が認知症の方の特性を理解し、少しくらいの間違いは大目に見てあげられる心のゆとりを持ちたいものです。



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