認知症の介護における自己決定とは
人を介護する仕事は常に、平等、人権尊重が基になっています。
決して上下関係を作ってはならないです。
その方の自己決定をお手伝いするにあったって、心しておきたい事です。
認知症の方の場合、判断力の低下や意向自体わからず本当に「自己決定」に任せていいのか?と考える事があります。
しかしコミュニケーションをとって行くなかで、この方の今の表情は嬉しい時だとか、この声のトーンはご機嫌がいい時だ、と感じる事があります。
その方の気持ちを感じ取るには話に耳を傾けよく聞くことです。
介護者に遠慮してしまう
朝起きて今日の洋服はどうしようと言う時は、「こっちにしますか?それとも、こっちにしますか?」と2種類ぐらい出して聞き、反応の良いほうを出しておいたりします。
反応が良い方というのは介護者の考えですが、こうだ、あーだと考えたり想像する事はとても大切な事です。
大事な事は、「お世話になる」という気持ちから感謝の気持ちは言っても、不満は言わない事もあります。
其の為にはご本人が自己決定出来るよう、介護者は何でも話せる関係を作っておく必要があります。
相手の自己決定を促そう
トイレに行ってズボンを上げてもらって、「少しごろごろしている」と思っても我慢しています。
だから声かけが必要で、「どうですか?変な所はないですか?」と必ず声かけをしましょう。
そして返事をいただきましょう。
「ズボンをもう少し上げてください」と言われたら、これが自己決定です。
ごろごろしていても遠慮があって忙しそうだから、「これでいいです」と言ってしまう。
これは本当の自己決定にはならないです。
自分の意思を言えるような雰囲気作りを
「何もしなくていい」という言葉の裏を考えると、「もっと私に関わってよ」と云うサインだったりします。
とても難しい事ですが、ご本人がご自分の意思を言えるような雰囲気作りをして行きたいです。
そしてその方の利益になるように、自己決定の援助をします。
老いは全ての人にやってきます。
歳相応に老いていき、良く生きてもらいたいと言う気持ちを持って、可能な限り自己決定をお手伝いしていきましょう。
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