持っている介護資格によって実務者研修の受講時間が免除される?
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今回は実務者研修を受ける際の免除時間についてです。
実務者研修は既に保有している介護資格によってカリキュラムが変わってきます。
実務者研修以前の介護資格は色々とあり、どの介護資格を持っていると実務者研修の免除時間がどう変わるのかについて書かせて頂きます。
そして、先に取得しておくと免除される、介護職員初任者研修について書かせて頂きます。
参考にして頂けたらと思います。
実務者研修以前に取得していた介護資格別の免除時間
- 無資格者→450時間(免除0時間)
- 介護職員初任者研修→320時間(免除130時間)
- ホームヘルパー2級→320時間(免除130時間)
- ホームヘルパー1級→95時間(免除時間355時間)
- 介護職員基礎研修→50時間(免除時間400時間)
実務者研修カリキュラムの一覧
- 人間の尊厳と自立→5時間
- 社会の理解Ⅰ→5時間
- 社会の理解Ⅱ→30時間
- 介護の基本Ⅰ→10時間
- 介護の基本Ⅱ→20時間
- コミュニケーション技術→20時間
- 生活支援技術Ⅰ→20時間
- 生活支援技術Ⅱ→30時間
- 介護過程Ⅰ→20時間
- 介護過程Ⅱ→25時間
- 介護過程Ⅲ(スクーリング)→45時間
- 発達と老化の理解Ⅰ→10時間
- 発達と老化の理解Ⅱ→20時間
- 認知症の理解Ⅰ→10時間
- 認知症の理解Ⅱ→20時間
- 障害の理解Ⅰ→10時間
- 障害の理解Ⅱ→20時間
- こころとからだのしくみⅠ→20時間
- こころとからだのしくみⅡ→60時間
- 医療的ケア→50時間(※)
※「医療的ケア」は講義50時間とは別に演習を修了する場合があります。
この中からすでに保有している介護資格によって免除される項目が出てくるわけですね。
介護資格が実務者研修へ一本化
平成25年に、ホームヘルパー1級と介護職員基礎研修が実務者研修に一本化されました。
法律の改正の際に、ホームヘルパー1級と介護職員基礎研修は廃止されましたが、廃止前に取得した資格はなくなりません。
ホームヘルパー2級の介護職員初任者研修への変更
ホームヘルパー2級は廃止され、介護職員初任者研修に変更されました。
ですので、今はホームヘルパー2級を取得できませんが、廃止前に取得した資格はそのまま使えます。
履歴書などに書く際に「介護職員初任者研修」と「ホームヘルパー2級」は違いますので、持っている資格を正確に書いて下さい。
免除時間は同じですが、学習内容なども違いますのでご注意下さい。
介護職員初任者研修とホームヘルパー2級は別の資格です。
ですが、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修との違いは、介護技術の修得する時間が増えて、2級では介護現場での実習が30時間ありましたが、介護職員初任者研修では実習は必要に応じるとされています。
さらに、2級では修了試験がありませんでしたが、介護職員初任者研修では修了試験があります。
実務者研修は、介護の知識が無い人には難しい資格ですので、介護職員初任者研修から取得する方も多いようです。
今回は実務者研修の免除時間などについて書かせて頂きました。
参考にして頂けたらと思います。
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